【人間関係】お礼はできる限り早くする。お礼で得られる価値とは?
あなたは何かしてもらった時、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのは当たり前なことで、無意識のうちにお礼をしていると思います。
お礼の仕方は様々ですが、重要なことはいかに早く感謝の気持ちを伝えるかということ。
お礼をされて嫌な気分になる人なんていませんし、その後の人間関係を潤滑に行う上で絶対的に重要な行為と言えます。
もくじ
お礼の仕方
- 直接会ってお礼する
- 電話でお礼する
- 手紙でお礼する
- Eメールでお礼する
- お礼の品を送る
お礼の仕方は様々ですがやはり、一番良い方法は直接会ってお礼することです。お礼の品も一緒に渡すことができたらGOODです。さらに言えば、お礼の品にメッセージカードを添えることで、感謝の気持ちが倍増します。直筆の文字には気持ちが表れますから、綺麗な字ではなくとも丁寧に気持ちを込めて書いたということが伝われば問題ありません。
文字の力というと例えば、5歳の息子から母の日に「お母さんいつもありがとう!」なんてお手紙をもらったら、嬉しいですし涙も出ちゃうかもしれませんよね。(私の母の実話ですが笑)のように、感謝の気持ちを伝えるというのは、お礼をする側もされる側もどちらも良い気持ちになれますよね。
電話やメール等でお礼するときは3日以内にお礼をしましょう。時間が重要です。
正直言えば、上記はお礼の簡易ツールでしかありません。簡単にできることを迅速に行うことができる人ほど、人間関係を良好にすることができますし、人望が生まれます。お礼をされる前にお礼をする。先手必勝です。
お礼の品の選び方
- どの程度のお礼をしたいのか
- 相手にとって価値があるか
一番大切なことは、気持ちが表れていること。
次に大事なのは相手にとって価値のあるものを考えること。
取引先にお礼する
例えば、仕事で取引先にお礼に行く場合など、商談の段階で担当者の好きなもの(例えば、先方が和菓子好き)を把握できれば、その好きなものをお礼に持っていけば大変喜んでもらえます。
私:先日は大変ありがとうございました。ちょっとばかりの気持ちですが良かったら頂いてください。
先方:そんな気を使わなくても大丈夫ですよ、ありがとうございます。(お礼の品を確認)ええ、「和菓子 大吾」の「爾比久良(にいくら)」じゃないですか!!(めっちゃ笑顔)
私:和菓子がお好きと伺いましたので美味しそうなの探しました。喜んでもらえて良かったです。
とても喜んでもらえましたし、その後の商談も多少の無理を聞き入れてもらえました。決して無理聞いてもらうために和菓子を選んだわけではないですが、結果として和菓子で気を許してくれて無理を受け入れてくれた。なんてこともあるんです。相手は人間ですから気持ちで動きます。
私自身は、高島屋に行き、和菓子を約5000円で買ったわけですが、先方にとっては(気持ち+和菓子)5000円以上の価値があるお礼をしてもらえたというわけです。
私としても喜んでもらえて嬉しいですし、商談もその後の人間関係を良好に保つためにも5000円以上の価値があったと思います。
上記は一例に過ぎませんが、お礼の大切さが少しわかっていただけたでしょうか。大事ですよね、ちょっとした気遣いとお礼。
余談ですが、今のは先方に何かしてもらった場合のお礼ですが、日頃の感謝を伝えるお礼なんてものもあります。家族や母親、恋人、友達、上司など、お礼をする相手はたくさんいます。
私の部署の上司はとにかく伊勢名物「赤福」が大好きです。最近は意外とどこでも手に入りますし、伊丹空港や羽田空港、伊勢丹などで売っています。見かける度、日頃のお礼を兼ねて上司へのお土産として買っていきます。会社で渡すと、こっちがビックリするくらい毎回喜んでくれます笑こっちまで嬉しくなってしまうほどです。なので毎回買います必ず笑
上司にお礼をして得られるもの
まず良い人間関係が生まれます。多少仕事でミスしても許してもらえます。細心の注意を払っていても人間ですのでミスします。そのリカバリー能力が「赤福」にあったりします。ビビらずに挑戦しながら仕事ができるのでスキルアップに繋がります。
他には、私自身のスキルアップにつながる案件があったとします。枠は一つ、同期は三人。このような状況が生まれた時、選んでもらえたりするわけです。チャンスが来たときに掴むことができる、そんな環境が作れます。もちろん案件のレベル程度のスキルは必要なので自分自身で多少の努力は必要ですが。
そして、休みの融通なんてものも聞いてもらえたりするんです。有給使いたいけど使いずらい、なんて雰囲気ありますよね。こんなときにも「赤福」パワー炸裂。良い人間関係ができているので休んでいいよって言ってもらえます。そして私はまた「赤福」をお土産に帰ってきます。「赤福」パワーがまた増加し人間関係の良好度も上がります。
上記のように、お礼から生まれる良い人間関係があります。決して見返りを求めてるいるわけではなくても、結果としては、良い結果をもたらしてくれます。
お礼のお礼をする
これは私が大学生の時でした。後輩のインターハイの応援に福島へ行きました。当時はお金もなかったので知り合いの知り合いの家(初対面)に2泊させていただきました。朝ごはんも夜ごはん晩酌の地酒まで頂きました。
初対面なのにこんなにもよくしてくれて、こっちが申し訳なってしまうほどでした。
何もするわけにはいかないと思い、5歳と3歳のお孫さんがいたのでカルピスの詰め合わせと、おじいとおばあには缶ビールを送りました。数日後、電話で荷物が届いた旨と福島の桃を送ったから食べてね、と。
またしても申し訳ない気持ちになってしまいましたが、心の底から優しさを感じましたし、またいつかお礼に行かなくてはいけないと思いました。私がお礼で送った品以上の価値があるものをお礼のお礼として返送して下さりました。
お礼のお礼の大切さに感銘を受け、これ以降、必ずお礼のお礼をするようにしています。
まとめ
お礼の仕方は様々です。お礼は良い人間関係を築く上で最重要な行為です。物にはお金で価値を与えることができますが、お礼の価値はお金では表すことはできません。ですが、お礼で得られた人間関係にはお金以上の計り知れない価値があります。
価値を求めてお礼をする訳ではないと、言ってきましたが、お礼と価値は比例関係にあると言えます。
お礼がめんどくさいという人であっても、一つ覚えておいて欲しいことは、人生を豊かにするのは人であって人との繋がりは絶対に必要です。一人では生きていけません。常に周り生かされていますし、この世に生まれた時点で、母親には感謝しなくてはなりません。ポエマーっぽくなってしまいましたが、感謝の気持ちをお礼と言う形で表現することであなたは人生はもっと豊かになることでしょう!
最後まで閲覧ありがとうございました!!感謝感謝!